いつか立派なお城を建てるんだ

それぞれ個性的な性格をした4人家族。洋服のセンスが秀逸なパパ、ドケチと言われる私、運動大好き長男、勉強大好き長女。我が家では頻繁にいろいろな事件が繰り広げられるのです。

車盗難騒動


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私の事をまだあまり書いていなかったので記しておこうと思います。

私は家族全員から「ママはケチ」とレッテルを貼られています。自分ではそう思わない…わけではなく、自分でもケチだと思っております。自覚しているケチ。なら良いではないか。と開き直っているわけです。

さてなぜ私がここまでケチなのか。生活がそこまで苦しいわけでもないのに、家計管理は徹底的にしますし、無駄な出費はしません。エンゲル係数がいつも私のことを追い詰めますがそこは仕方ない。削れる余計な部分を削れるだけ削るという精神で常にいるだけのことで、そこにはこの日記の題名にあるように「いつかお城を立てたいから」という目標があるからなんです。私の最終目標はそこにあります。

 

今現在も小さな戸建に住んでいますが、私が目指すお城とは程遠く。10年後には外観から内装まですべてにこだわりつくしたお城を建てたいと計画しています。そのためには今家族からなんと言われようと頑張るしかないのであります。まあ何を言われても私の耳には届いていませんが笑

 

そんな私、またこれも自覚しているのですがかなりの「ドジ」なのです。時に周囲を巻き込んで大騒動に発展するほどのドジ。パパにこれはさすがに笑えないぞと言われることもしばしば。そんなに責めないで。わざとじゃないんだから…

今日はそんな私のエピソードの中から「車盗難騒動」について書いておきます。これもまた、大騒動に発展して大変でした。なんせ、警察も出動する事態になりましたから。

 

ある日の休日、私たち家族はとあるショッピングモールへ出かけました。IKEAとかコストコが隣接しているショッピングモールで休日1日ショッピングを楽しもうと出かけたわけです。その日は珍しく私が車を運転していて(前日パパが遅くて疲れていたので)行きの車内では今日はコストコでお酒を買う〜とか、イケアでカラーボックスが欲しい〜とか、楽しい会話に花が咲いていたんです。ここまでは休日ショッピングでウキウキしている普通の家族です。

この時点ではこの後にあんな騒動が繰り広げられるなんて誰も想像していなかったわけですから。

 

ショッピングモールについて、入り口で3人を降ろして私は立体駐車場に車を駐車しに行きました。混んでいてなかなか停められなそうだから先にお店の中を見ていていいよということで。15分くらい苦戦して車を駐車して、私もお店の中に向かいました。そこで一目惚れのお洋服を調達したり、コストコで謎の巨大な調味料を調達してみたりと買い物を満喫。その日くらいはケチモードを少し抑えてショッピングを楽しみました。子供達もそれぞれお目当てのものを購入してご満悦の様子。

食事も済ませて、夕方になりいざ帰ろうと立体駐車場に向かったのですが…停車したはずの場所に車がない。え?と一気に私の血の気がひきました。その後駐車場内をうろうろしていると、パパにどこに停めたの?と言われ、子供達にもまだ車を停めた場所につかないの?と言われ…そこで告白しました。「車がなくなってる」

 

パパ大慌て。長女は泣きそう。長男は警察に電話しようと冷静。私はパニックで駐車場の入り口にいた警備員さんに事情を話しにいきました。今時盗難?車上荒らしじゃなくて盗難なんて…鍵はしっかり抜いてあったし、ロックももちろんした…つもり。でもドジな私だから何かを忘れていたのかも?ともう慌てすぎて泣きそうでした。

その間パパは保険会社に電話をしてました。お気に入りの車だったからパパもショックを受けていて…本当にごめんなさいと何度も謝りました。

 

そうこうしている内に警察も到着。警備員さんや管理会社の方、ショッピングモールのお偉いさん、警察と大騒動になり、周囲のお客さんたちも何が起きたんだ?とこちらをじろじろ見ています。せっかく楽しかった休日がまさか最後にこんなことになるなんて。と私もパパもげっそり。本当に最悪の気分でした。長女はふてくされて座り込んでいるし、すべてを私が台無しにしたんです。

 

そこに長男が登場。「車あったけど」

 

え!?

 

一同一瞬止まりました。動きも思考も。長男に促されて付いて行くと、立体駐車場のふたつ上の階の私が停めた場所にそのまま車は止めてありました。何事もなかったようにその場に停車された車。一瞬でその場にいた全員の視線が私に注がれます。ええ、私の勘違い。停めた階を勘違いして騒いでいたんです。思いこんでいましたから、別の階と勘違いしているなんて発想にはならず、盗難に間違いないと…ママならそういうことやり兼ねないと思った長男だけが、冷静に別の階の同じ場所を確認しにいったらあったということです。情けない…

 

発見されたなら良かったです。御宅の車に間違いないですね?と内心絶対に人騒がせな女だと思っている方々から優しい言葉をかけられ、その騒動は決着。家族全員から帰りの車でボッコボコに文句を言われたのは、今思い出してもつらい思い出です。

私にはそんなドジなエピソードがいくつかあります。恥ずかしいのであまり明かしたくありませんが、家族の話ばかりをしていても不公平なのでたまにここで発表していこうと思っています。またお時間がありましたらお付き合いください。

 

それではまた書きますね。

ごきげんよう