いつか立派なお城を建てるんだ

それぞれ個性的な性格をした4人家族。洋服のセンスが秀逸なパパ、ドケチと言われる私、運動大好き長男、勉強大好き長女。我が家では頻繁にいろいろな事件が繰り広げられるのです。

兄妹喧嘩を滅多にしない2人が本気で喧嘩した原因は…本当に些細な事でした。


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今日は朝から出掛けていて、今帰ってきたところです。疲れました。お腹が空きました。でもひとつだけ日記を更新してから食事にします。日課にしなくては。

昨日写真の整理をしているときに、数多くの微笑ましい家族写真が出てきました。自慢じゃありませんが我が家は皆んな仲が良いです。夫婦もそれなりに尊重し合ってるし、兄妹もお互いに引くときはちゃんと引ける、なかなかバランスの良い関係を保ってます。今のところは反抗期でもないので親の言う事をよく聞いてくれる子供達。事件はたくさん起こるけど、その度に絆を深めています。(私はそう信じています)

 

 

そんな我が家の子供達は滅多に兄妹喧嘩をしません。普通はつまらないことで喧嘩をして、上の子が下の子を泣かして、親に怒られて上の子も泣いて。という構図が一般的だと思うのですけれど、我が家の長男は温厚。本当に温厚で落ち着いているんです。たまにその冷静さから、私より年上!?と思うことすら…。長女はかっぱつで言いたい事は言うんですけど、こちらも変に冷静なところがあります。言葉で相手を論破して何も言えなくしてしまうような。そんな怖い女に育ちそうな気配を今から漂わせているタイプ。

そんな2人は喧嘩になる前に話し合いのような形をとって解決するんですよね、物事を。だから例えばテレビのチャンネル争いが勃発しようとしたときでも、僕は今スポーツ番組が観たい。私は今アニメが観たい。というところから、スポーツは生で見た方が〜とか、アニメは録画でも〜とか。そういう話が展開していき、じゃあ私が録画で我慢するからここからここの時間帯はテレビを使うよ。わかったOK。…という本当に冷静な話し合いをする2人なんです。子供らしくないと言ったらそうですが、子供らしさのらしさって何なんだろうと考えたらよく分からないので、これはこれでいいと思います。第一親が楽ですし。

 

そんな兄妹が私の覚えている限りで1番激しい喧嘩をしたのがとある中華レストランでの大げんか。なぜそこでスイッチが入ったの?と今でも不思議なんですが…

そのお店ではテレビでも紹介されるような超有名な豚まんがあって、1日何個限定みたいなものなんですが、それがどう頑張ってもあと1つしかないという状況に遭遇しました。他のメニューは何でもあるんですよ、ただその限定豚まんが残り1つ。じゃあ楽しみにしていたのでそれくださいと言って、小さな豚まんを家族4人で4等分したんです。せっかくなので味わいたいと思って。その日は1日中歩き回っていたせいか、豚まんは最高に美味しくて、体中にうまみが染み渡るような感動が。美味しいねぇとパパと一緒に興奮していると、隣から長女の泣き声が。お兄ちゃんが1人で食べちゃったと。普段そんな悪ふざけをする子じゃないんですけど、そのときはなぜか咄嗟に一口でぱくっと食べてしまったんです。半分をパパが長男に渡して、それを半分にして長女に回すという流れだったのですが、渡されたものをパクッと咄嗟に。

 

それからはもう大変です。我が家の姫は何を出しても、何を言っても、機嫌を直してはくれませんでした。最初は謝っていた長男も、その態度に腹を立てて大げんか。帰りの車の中では壮絶な兄妹喧嘩が繰り広げられました。

変態!デリカシーがない!バカ!アホ!お前の母ちゃんデベソ!と、思いつく悪口という悪口を投げかける長女。兄の母ちゃんは私でありお前の母ちゃんでもあるんだぞと思いつつ黙って聞いている私。

うるさい豚まん!飛ばない豚はただの豚だぞ!飛べ!ほら飛べ!と煽る長男。もうそれはそれは汚い言葉が飛び交う車内でした。長距離だったので、次第に疲れた長女が寝て、その後長男が寝て。家についたのは夜中だったので、各々がそのままお風呂に入って就寝。数日間は険悪な空気が流れていましたが、どちらからともなく普通に話しかけて自然に仲直りしていました。最後はいつもそんな感じですぐに仲直りする2人。でもこのときは今までで1番長引いたんじゃないかしら。

 

きっかけが豚まんなので本当に些細なことですが、食べ物の恨みは怖いんだと実感しました。そして、怒ったときは2人とも子供らしい怒り方をするんだなと、親としていくつかの発見ができました。

我が家の豚まん騒動は、あまり思い出させてはまずいので、その後は封印された話題となっています。その数日後、パパが仕事の帰りに車で遠回りをしてその限定豚まんを4つゲットしてくれたときには、本当にグッジョブ!と心の中でガッツポーズをしました。やるときはやる男なんです。

 

それではまた書きますね。

ごきげんよう