皆さんは出来る脳みそを持ってますか?我が家恒例の頭の体操。私は最近…怪しいです。
こんな変な恒例行事があるのは珍しいのでしょうけど。1年ほど前から我が家で隔週くらいのペースで行われる頭の体操。
元々はパパが仕事で行った海外の学校で生徒達がやっていたことを面白いからと真似して持って帰ってきたのがはじまりでした(笑)
なんでも、その学校の卒業生からは研究者や専門分野で活躍する人が多く出てくるそうなんですよ。
もし良かったら、ご自宅で家族みんなで実践してみてください。
この頭の体操、ルールはなくて自由な発想をいかに出来るかがメイン。むしろお題を考える方が私にとっては難しいという…恐らく我が家で1番脳みそが凝り固まっていて、柔軟な発想ができなくなってきている私。最近怪しいものを感じます。
例えば、今回の我が家のお題は、玄関先にたくさんの蟻が歩いていたので
蟻の生活を蟻目線で想像してみる。現代の蟻社会について。
こんな感じです(笑)遊んでるみたいですけど、こういうこと、大人になってから考えないじゃないですか。子供の頃は例えば虫が主人公の物語や絵本があったりとか、外で友達と遊んでいるときに色んな想像をしてみたりとか。そういう時間があったのに。
このお題から、いかに細かい設定や面白い想像ができるかどうかが肝です。こういう発想や想像が脳にとって凄く良いんですって。
しかーし!
私とパパはもう頭がかなり硬いんでしょうね。パパなんてあんなに奇抜な服装をしてるくせに、言うことはごく普通なんですもん。
どうしても大人たちは、蟻=働き者みたいなイメージがあって、アリとキリギリス的な、大変な労働をして〜みたいな方向へ話を持って行ってしまいました。
私はパパがそうくるであろうと思っていたので、少しだけ捻って女王蟻目線からの話の展開にしてみたのですが、いまいち…というよりなんだがごく普通(笑)
自分で言うのもなんですが平凡!( ̄∀ ̄;)
パパはもっと平凡(笑)これじゃあ頭の体操になってないような気もしますけど…ようは習慣にして慣れることが大切なので、続けていこうと思ってます。意外と楽しいですし。
それに比べて子供達の発想はやっぱりちょっと違う。全部書くと長くなっちゃうので、少しだけご紹介してみます。
長男も長女もまた別の違った発想をしているのが興味深いです。
まずは長男。
蟻には実は感情や意思があって、地下に広がる人間には見つけられない高度な文明の中で生活をしている。
蟻は人間のように名前で呼び合うんじゃなくて、生まれつき自分の番号で管理されている。そして彼らは言葉ではなくてテレパシーのような電波のようなもので意思の疎通をしている。
地下文明は人間とは別の方向に発達していて、電気を使ったり、例えばテレビやインターネットのようなものは存在していない。地中のガスと熱を利用した発明品がたくさんあって、巣に運んだ大きな獲物も、その技術を使ってご馳走へと調理している。
今の人間には想像もつかないような技術も持っていて、遠い場所(例えば日本からアメリカのように)にも短時間で移動できてしまう。
そんなことが人間に知られないように管理しているのが女王蟻で、各地域に配備された女王蟻をまとめる上級女王蟻がいて、その上に国王みたいな蟻もいる。人間にはまだ発見された事のない新種の生き物。
高度な蟻文明は地中深くに存在していて、今後も人に発見されることはない。そこにある技術を人が知ることができれば、人類の大きな発展につながるけど、地球の資源を自分の欲のままに使ってしまう人間が知れば、地球のためにならないと蟻たちは考えているため、それが公開されることは当分ない。
↑
私が少しまとめてしまっているので長男の原文ではないですが、長男があまり上手とは言えないイラスト付きで考えてくれたのが「高度な蟻文明の話」でした。
このほかにも電波がどんな風に蟻同士に伝わっているか、どんな技術が発達しているか。を書いていました。
パパは長男のこの男の子らしいファンタジー的な発想が気に入ったようで、興奮してバリカンで長男の頭を刈っていました(笑)
そこ、関係なさそうですけどね。カツオ頭は短期間で整えないとすぐに生えてくるので最近では徐々に短く刈られるようになってきてます。
そして長女の話。
実は蟻は蟻ではなくて、今人がみている蟻の姿が本来の人間の姿という説。
↑
Σ´∀`
さすが人生2周目と噂される女。
最初、言われても頭の中が???でいっぱいでした。
つまり、蟻として人間が認識しているあの虫は、この世界を作っている「なにか」で、人間はそのなにかが創造して作り出したもの。今人間が考えてることも、行動してることも、全部そのなにかが設定したもので、意思のように感じていることも全部もともと決まった設定なんだとか。
だめだ。うまく書けません(笑)でもその鬼気迫る話を聞いていたら話に飲み込まれてしまってなんか凄く納得しちゃったんですよ。
蟻として見せているのは、私たち人間の存在はそのくらい小さなものなんだと伝えるためのメッセージらしいです。
怖い。その世界観なんか怖い。小学生なのに妙に迫力のある設定と、マトリックスのようなことを言い出すので驚きました。
カツオなんてお兄ちゃんなのに、なんかすげぇなお前と目をまんまるにして、動揺したのか自分の分のプリンを妹にあげてました。
今回のお題は特にちょっと難しかったんですけど、普段はもっと簡単な感じです。いかにシンプルなお題で発想を広げるかも大事みたいです。
水道をひねったら水以外に何が出てきてほしい?とか
もうほんとになんでも。もし面白いお題があったら是非教えてください(笑)
こんなことをして頭の体操をして、7月をスタートさせました。今月もきっと私たち家族は元気です。
さてと。今日は暑いですがちょっと外を歩いてこようかと思います!汗を流してカロリーを消費してダイエット生活を再開しようかと考えてます。明日あの不倫で大変な友人とも会う約束をしてるので、ようやく私の生活リズムも元に戻るかな。
入院してなまっていた体を徐々に日常生活に慣らしていきます。
もうすぐ夏本番ですねえ。
体調を崩さないよう、熱中症に気をつけてお過ごしください。
それではまた書きますね。
外で蟻に会うのがこわいなあ…(笑)